水ビジネス(水処理市場)は、半導体・AIデータセンター向けの「超純水」需要や、新興国の水不足・海水淡水化、インフラ老朽化対策を背景に強い中長期テーマです。
業界構造は「超純水・半導体」「海水淡水化・膜技術」「プラント・インフラ・ポンプ」の3つに大別されます。
主要関連銘柄
| 区分 | 銘柄名(コード) | 主な特徴・強み |
| 超純水・電子材料 | オルガノ (6368) | 半導体工場向け「超純水」供給の大手。先端半導体投資の波に直結。 |
| 栗田工業 (6370) | 水処理総合最大手。超純水供給から一般産業・環境まで多角展開。 | |
| 野村マイクロ・サイエンス (6254) | 電子産業用超純水装置に特化。アジア市場や最先端分野で強み。 | |
| 海水淡水化・分離膜 | 東レ (3402) | 海水淡水化用「逆浸透膜(RO膜)」で世界トップクラスのシェア。 |
| 日東電工 (6988) | 分離膜(メンブレン)技術に強み。工業用水・淡水化で世界的実績。 | |
| 阿波製紙 (3896) | RO膜用支持体で世界トップシェアを誇る隠れたニッチトップ。 | |
| プラント・機器 | カナデビア (7004 / 旧日立造船) | 中東などを中心に大型海水淡水化プラントの受注実績多数。 |
| 酉島製作所 (6363) | 海水淡水化プラント向け高圧ポンプで世界的シェアを誇る。 | |
| メタウォーター (9551) | 上下水道プラント大手。国内老朽化インフラの更新・官民連携で先行。 |
テーマ別の着眼点
- AI・半導体シナリオ(足元のモメンタム)先端半導体の製造には膨大な量の極めて不純物が少ない「超純水」が不可欠です。製造装置の導入や工場建設に直接連動するため、オルガノや野村マイクロが株価のボラティリティとともに注目されやすい傾向があります。
- グローバルインフラ・気候変動シナリオ(中長期)中東や新興国での水不足対応(海水淡水化)では、東レのRO膜や酉島製作所の専用ポンプなど、代替がきかないハードウェア技術を持つ銘柄が安定した海外需要を享受します。
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