タクシー関連銘柄は、直接移動を提供する運行会社(事業者)と、配車アプリ・車載IT・自動運転技術などを提供するテック・プラットフォーム・決済系の2大テーマに大別されます。
近年は「日本版ライドシェア」の運用やインバウンド需要の回復、将来的な自動運転(Robotaxi)の展開などが主要な株式テーマとして注目を集めています。
タクシー・モビリティ関連の主要銘柄一覧
| 区分 | 銘柄名(コード) | 特徴・関連性 |
| 配車プラットフォーム | GO (581A) | 【直接本命】 国内シェア首位の配車アプリ「GO」を運営。法人向け配車「GO Business」や日本版ライドシェア対応、AI運行管理などを手掛ける業界の中核。 |
| 事業者 | 第一交通産業 (9035) | 業界最大手クラス。全国展開を進め、GO等の配車アプリ導入や日本版ライドシェアへの対応に積極的。 |
| 事業者 | 大和自動車交通 (9082) | 都内大手「大和グループ」。配車アプリ連携や日本版ライドシェアの運行枠活用で先行。 |
| 事業者 / 大株主 | DeNA (2432) | GO社の前身事業を立ち上げた主要株主・パートナー企業。同社モビリティ事業の主力領域。 |
| 大株主・アセット支援 | 東京センチュリー (8439) | GO社に出資・協業。タクシー事業者向けのアセット(車両・決済端末等)導入やリース支援を展開。 |
| 通信・インフラ株主 | NTTドコモ / KDDI (9433) | GO社の大株主として通信インフラ、d払い/au PAY等の決済連携や位置情報データで協業。 |
| 自動車メーカー | トヨタ自動車 (7203) | JPN TAXI(ジャパンタクシー)の供給主。GO社にも出資し、次世代モビリティや自動運転(Robotaxi)で連携。 |
| 車載・自動運転 | デンソー (6902) | 車載カメラ、ドラレコ、自動運転システムやタクシーメーター等の車載デバイス開発。 |
| 決済・インフラ | GMOペイメントゲートウェイ (3769) | アプリ内決済や車載決済端末等のキャッシュレス基盤を提供。 |
市場で評価される3つの主要テーマ
- 日本版ライドシェア・規制緩和の動向タクシー不足の解消に向け、タクシー会社の管理下で自家用車を活用する「日本版ライドシェア」の対象地域や時間帯の拡大、全面解禁に向けた議論が株価の材料となりやすい領域です。
- 「GO」をはじめとする配車プラットフォーム生態系アプリ経由の配車比率の上昇により、配車アプリ運営企業や関連する決済・リース事業者の収益機会が広がっています。
- 自動運転(Robotaxi)と人手不足対応ドライバー高齢化・不足への長期的なソリューションとして、レベル4以上の自動運転タクシーの実証実験や技術開発に関わる銘柄(アイシン、デンソー、ZMP関連等)も中長期視点でウォッチされています。
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