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台風6号は、9日(水)午前4時には屋久島の西にあって、1時間におよそ15キロの速さで北西へ進んでいます。中心の気圧は970ヘクトパスカル、最大風速は30メートル、最大瞬間風速は40メートルです。台風はこの後、10日(木)にかけて、九州の西の海上を北上する見込みです。台風本体の発達した雨雲は、中心付近よりもやや離れた所に位置しているため、台風の中心が九州の西の海上を進む場合でも、九州では非常に激しい雨が降るおそれがあります。
奄美や西日本では、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫、暴風に厳重に警戒し、うねりを伴った高波に警戒が必要となります。奄美では、引き続き、きょう9日(水)日中にかけて、九州南部、九州北部では、引き続き、あす10日(木)午前中にかけて、線状降水帯が発生して大雨災害の危険度が急激に高まる可能性があるため、警戒を怠らないようにしてください。
台風6号の接近に伴い、鉄道や空の便は9日も西日本を中心に運休や欠航が相次いでいます。JR九州は、9日始発から九州新幹線の熊本―鹿児島中央間で運転を見合わせ。西九州新幹線は午前9時台の上下線を最後に終日運休する。JR西日本は9日午後10時半以降、広島から博多方面に向かう山陽新幹線下り3本を運休する。10日についても始発から午前中にかけて、広島―博多間の運転取りやめを検討している。空の便では全日空と日本航空は9日、計342便を欠航。全日空は10日も宮崎発などの9便の欠航を決めている。
台風6号の進路や影響については、気象庁のウェブサイトやテレビ、ラジオなどで最新情報を確認してください。
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台風6号 西日本では、9日にかけて猛烈な風、猛烈な大しけ
九州南部など記録的な大雨の可能性も
台風6号 沖縄や奄美に影響
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