米政策当局、昨夜のパウエル氏&イエレン氏発言

FRB、政策金利を0・25%引き上げ。
インフレの抑制を優先、9会合連続の利上げを行った。

当初、0.5%利上げの見方もあったが、
急激な利上げを背景とする銀行破綻で、
金融システムへの不安から「利上げはできない」
との声も出ていたが、0.25%に落ち着いたようだ。

パウエル議長は、政策当局がFOMCに先立ち、
利上げ停止を検討したことを認めた。
しかし、高インフレ抑制の政策を継続、
銀行システムの動向か見守りながらも、
インフレ対策重視の舵切りを続けるようだ。

パウエル議長は、利上げ政策について「変更すべき兆候はない」
「さらに利上げが必要になれば、そうする」と語った。
また、金融システムは「健全で回復力がある」と強調。

イエレン米財務長官発言
上院歳出委員会小委員会の公聴会でイエレン長官は
「預金の全面的な保険や保証に関することを、
私は検討したり議論したりしていない」と発言。

緊急措置として活用されるかもしれないとする、
預金保護上限の一時的または恒久的な変更を指すかどうかは、
「これはわれわれが検討していることではない」とした上で、
「上限を引き上げるかどうかを判断するには適切な時期ではない」と述べた。

「破綻した銀行の株主や債券保有者を政府が保護することはないと明確にしておくのが大事だ」
とも語った。

会員専用のサイトで、グロース市場を中心に新興個別銘柄の値動き、市況、株価に影響を与える個別材料・注目点・投資のヒント等をタイムリーに情報提供。
相場の流れを掴み、各種情報から投資先を選定していきたいという方におすすめです。
お申込みはこちらから