東京おもちゃショーとは?
一般社団法人日本玩具協会が主催する国内最大規模の玩具展示会です。
例年8月下旬頃に東京ビッグサイトで開催され、前半がビジネス関係者向けの「商談見本市(ビジネスデー)」、後半が一般向けの「一般公開(パブリックデー)」となっています。
- 市場における注目点:
- その年のクリスマス商戦や年末年始に向けた主力商品が一堂に会する。
- 主催者から発表される「日本おもちゃ大賞」の受賞商品・技術が注目され、ヒット商品の初動を見極める材料となる。
- 最近では、AI技術やIoTを融合させたハイテク玩具(スマートトイ、通信機能付きペット等)や、大人向けホビー(ハイターゲット層向け)の比率が高まっており、新規IP(知的財産)の発表の場としても機能しています。
東京おもちゃショー 関連銘柄
おもちゃショーの開催前後や「日本おもちゃ大賞」の発表時期には、玩具メーカーを中心に市場の関心が向きやすくなります。
1. 大手総合玩具・エンタメ銘柄(中心株)
- バンダイナムコホールディングス(7832)
- 国内最大手の総合エンタメ企業。「ガンプラ」などのハイターゲット向けホビーや「たまごっち」、各種キャラクターIP(ドラゴンボール、ONE PIECE、仮面ライダー等)の展開に強み。
- タカラトミー(7867)
- 「トミカ」「プラレール」「リカちゃん」などのロングセラーブランドに加え、「ベイブレード(BEYBLADE X)」などのトレーディング・対戦トイを展開。大人向けIP復刻シリーズにも積極的。
- ハピネット(7552)
- バンダイナムコグループの玩具卸最大手。メーカーとしての側面だけでなく、トレーディングカードゲーム(TCG)の流通やカプセルトイ(ガシャポン等)の店舗運営「gashacoco(ガシャココ)」など、玩具流通の全般を網羅。
2. キャラクターIP・メディアミックス関連
- サンリオ(8136)
- ハローキティをはじめとする世界的キャラクターIPを展開。自社玩具だけでなく、各メーカーとのライセンスコラボ商品が会場内でも多数出展されます。
- セガサミーホールディングス(6460)
- 傘下にセガフェイブ(旧セガトイズ)を保有。知育玩具やキッズ向け電子玩具(デジタル液晶トイなど)に強み。
- 円谷フィールズホールディングス(2767)
- 「ウルトラマン」シリーズのIP権利を保有・展開。ウルトラマン関連の変身アイテムやフィギュア、カードゲームなどが展示の中心に。
3. 周辺ホビー・TCG・その他関連銘柄
- ブシロード(7803)
- トレーディングカードゲーム(TCG)やキャラクターグッズを展開。近年のTCG需要(ポケモン・ワンピース・オリジナルTCG等)の高まりとともに注目されます。
- フリュー(6238)
- プリントシール機大手だが、近年はキャラクターフィギュアやプライズ景品、高品質ホビー(F:NEX等)の比率が拡大。
- カワダ(※非上場だが関連指標として注目)
- 「ナノブロック」などで知られる総合玩具商社。非上場ですが、玩具業界の流通動向のバロメーターとして話題に上ることがあります。
物色(物色の流れ・着眼点)
- 「日本おもちゃ大賞」受賞企業の初動「エデュケーショナル・トイ部門」「キャラクター部門」「ハイターゲット・トイ部門」などで大賞を受賞した企業や、独創的なヒット候補を出展したメーカー(特にタカラトミーやバンナムなど)に短期的なスポットが当たることがあります。
- 年末商勢の先行指標おもちゃショーでバイヤーの評価が高い商品は、秋〜冬のクリスマス・お正月商戦での業績寄与が期待されます。
- インバウンド・海外展開・大人買い(ハイターゲット層)近年は国内の子供向け需要にとどまらず、海外ファンの需要や大人向け高価格帯ホビーの売上が業績を牽引する傾向が強まっています。
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