アメリカの祝日(連邦祝日:Federal Holidays)は年間で計11日あります。日本のように「国民の祝日に関する法律」で一斉に休む形とは少し異なり、基本的には連邦政府機関や銀行(FRB)が閉まる日となります(多くの民間企業やNY市場などもこれに準じます)。
ハッピーマンデー制度(月曜日を祝日にする仕組み)が定着しているため、3連休が多いのが特徴です。
2026年のカレンダーをベースに、スケジュールと各祝日の概要をまとめました。
2026年 アメリカの連邦祝日一覧
| 日付(2026年) | 祝日名(英語表記) | 概要・マーケットへの影響 |
| 1月1日 (木) | 元日 (New Year’s Day) | 新年を祝う。米国では1月2日から通常営業に戻るのが一般的。 |
| 1月19日 (第3月曜) | キング牧師記念日 (Birthday of Martin Luther King, Jr.) | 公民権運動の指導者キング牧師を称える日。 |
| 2月16日 (第3月曜) | 大統領の日(ワシントン誕生日) (Presidents’ Day / Washington’s Birthday) | 初代ワシントン大統領の誕生日を契機に、歴代大統領を称える日。 |
| 5月25日 (最終月曜) | 戦没将兵追悼記念日 (Memorial Day) | 兵役で亡くなった人々を追悼する日。米国の「夏の始まり」の象徴。 |
| 6月19日 (金) | ジューンティーンス (Juneteenth National Independence Day) | 奴隷解放を記念する日。2021年に新設された一番新しい連邦祝日。 |
| 7月3日 (金) ※振替休日 | 独立記念日 (Independence Day) | 本来は7月4日。2026年は土曜日にあたるため、前日の金曜日が振替休日となります。全米が花火等で祝う最大の祝日の一つ。 |
| 9月7日 (第1月曜) | レイバー・デー(労働感謝の日) (Labor Day) | 労働者をねぎらう日。米国の「夏の終わり」を意味し、新学期シーズンの目安。 |
| 10月12日 (第2月曜) | コロンブス・デー(先住民族の日) (Columbus Day) | コロンブスのアメリカ大陸到達を記念。近年は先住民族を尊重する日に変える州も多い。※株式市場(NY市場)は開いている。 |
| 11月11日 (水) | 復員軍人の日 (Veterans Day) | 退役軍人を称える日。※コロンブス・デー同様、債券市場は休みだが株式市場は開いている。 |
| 11月26日 (第4木曜) | 感謝祭 (Thanksgiving Day) | 家族が集まる超重要祝日。翌日の金曜日は「ブラックフライデー」と呼ばれ、市場は半日取引(短縮取引)になる。 |
| 12月25日 (金) | クリスマス (Christmas Day) | 米国の一年で最も重要な祝日。前夜から実質的に街の機能が止まる。 |
押さえておきたい特徴と注意点
1. 土日に重なった場合の「振替ルール」
- 祝日が土曜日の場合:直前の金曜日が休みになります(例:2026年の独立記念日)。
- 祝日が日曜日の場合:翌週の月曜日が休みになります。
2. 市場(NYダウ・ナスダック等)の特殊な動き
投資やビジネスの視点で特に重要なのが、「連邦祝日だけど株式市場は開いている日」が存在する点です。
- コロンブス・デーと復員軍人の日は、政府機関や銀行、債券市場は休みですが、ニューヨーク証券取引所(NYSE)やナスダックは通常通り取引が行われます。
- 逆に、キリスト教の移動祝日である「グッド・フライデー(聖金曜日)」(※2026年は4月3日)は連邦祝日ではありませんが、株式市場は休場になります。
3. 年末年始の感覚の違い
日本は三が日(1月1日〜3日)や年末(12月29日〜)を広く休みにしますが、米国は12月25日のクリスマスがピークです。12月26日からは多くの企業が動き出し、年が明けた1月2日には完全に通常モードへ移行します。
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