24年、注目のテーマ 宇宙開発関連

1月20日、JAXAが月探査機「SLIM(スリム)」の月面着陸に成功した。
ソ連、米国、中国、インドに続き世界で5ヵ国目の快挙。
宇宙産業は将来的に100兆円規模の市場になるとも言われ、
政府は昨年改定した宇宙基本計画で宇宙ビジネスの国内市場規模を20年の4兆円から、
30年代の早期に8兆円まで倍増させる方針を示した。

しかし、関係者、科学者の間では、
マスコミが成功と報じたことにホッとっしているという話がある。

世界で初めて月面に到達したのは1959年、旧ソ連の無人探査機「ルナ2号」
1969年7月20日20時17分、「アポロ11号」有人月着陸成功から55年遅れた日本。
「ルナ2号」からは65年遅れとなる。

「SLIM」は着陸したはいいが、当初の計画とは違い、
太陽パネルもひっくり返った状態で、月の辞典を待ち、
太陽光がパネルに当たるのを待たなければならない状態が続いた。

正確に言えば、
「ピンポイント墜落、たまたまパネルが上向きだったのでごまかせた。」
と、厳しい意見もあるようだ。

実際には、日本の宇宙事業は3連続失敗に終わっているが、
マスコミが「成功」と報道したのは、株式相場には支援材料。
24年も宇宙を目指すプロジェクトが目白押し。
まだまだ宇宙開発はテーマとして注目されそうだ。

■SLIM関連銘柄
三菱重 7011
京セラ 6971
三菱電機 6503>
太陽電池をシャープ 6753
IHI 7013
古河電池 6937
ソニーグループ 6758
タカラトミー 7867
セック 3741

■H3ロケット関連銘柄
IHI 7013
川崎重工業 7012
NEC 6701
日本航空電子工業 6807
キヤノン電子 7739
シンフォニア テクノ 6507
A&Dホロンホールディングス 7745

■宇宙関連銘柄
QPS研究所 5595
ispace 9348
さくらインターネット 3778
アイネット 9600
INCLUSIVE 7078
双信電機 6938
大日光・エンジニアリング 6635
櫻護謨 5189
松尾電機 6969