磁場反転配置型プラズマ核融合

磁場反転配置型プラズマ核融合(Tokamak)は、
プラズマを閉じ込めるためにトカマク型の磁場配置を用いる核融合炉のことです。
トカマク型の磁場配置とは、
プラズマの中心部に磁場線が収束するように配置された磁場配置のことです。
この磁場配置により、プラズマは閉じ込められ、高温・高密度に維持することができます。

トカマク型の核融合炉は、1950年代にソ連で開発が開始され、
現在では世界各国で研究開発が行われています。
日本では、1970年代に「JT-60」が建造され、
1980年代には「JT-60U」が建造されました。
JT-60Uは、世界最高の性能を持つトカマク型の核融合炉であり、
1997年にはプラズマの温度を1億度以上に到達させました。

トカマク型の核融合炉は、まだ実用化には至っていませんが、
将来的には、安全で効率的なエネルギー源として期待されています。

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