ガス火力発電

ガス火力発電の主な特徴

  • 環境性能: 石炭火力と比較して、CO2排出量を約4割削減、硫黄酸化物(SOx)はほぼゼロ。
  • 調整力: 起動・停止が早く、太陽光発電など変動の大きい再生可能エネルギーのバックアップに最適。
  • 高効率: 最新の「ガスタービン・コンバインドサイクル(GTCC)」技術により、エネルギーロスを最小限に抑制。

関連銘柄(日本株)

ガス火力発電のバリューチェーン(燃料・設備・保守)における主要企業です。

1. 発電・燃料調達(電力・ガス大手)

自社で大規模なLNG火力発電所を運用し、燃料の調達から手がける企業です。

INPEX (1605):LNGの上流開発から供給までを手がける、資源エネルギーの最大手。

東京ガス (9531):都市ガス供給に加え、自社発電所やデータセンター向け電源供給を強化。

関西電力 (9503):LNG火力の高効率化を推進。需給調整の要として存在感。

東京電力HD (9501) / 中部電力 (9502):国内最大の火力発電会社「JERA」の親会社。

2. 発電設備・プラントエンジニアリング

世界トップシェアのタービン技術や、発電所の建設(プラント)を担う企業です。

三菱重工業 (7011)本命。 ガスタービンで世界シェア1位を争う。水素混焼技術でも先行。

川崎重工業 (7012):中小型ガスタービンに強み。分散型電源のニーズに対応。

日揮HD (1963):LNGプラントの建設で世界屈指の実績を持つエンジニアリング大手。

千代田化工建設 (6366):LNGプラントの設計・建設。三菱商事の支援下で再建中。

3. 保守・周辺設備

発電所の安定稼働を支えるメンテナンスや水処理の専門企業です。

太平電業 (1968):火力発電所のメンテナンス・工事の国内最大手。

栗田工業 (6370):発電所の冷却水処理など、水インフラ技術で不可欠。

横河電機 (6841):発電プラントの制御システムや監視装置で高いシェア。


今後の注目ポイント

現在は、既存のガス火力発電所で**「水素」や「アンモニア」を混ぜて燃やす(混焼)**技術への移行が急ピッチで進んでいます。これにより、将来的にCO2排出をさらにゼロに近づけることが期待されており、この分野の特許や実績を持つ企業(特に三菱重工など)は、長期的な投資テーマとしても注目され続けています。

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