2024年 台湾の選挙 頼清徳総統誕生

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2024年1月13日に行われた台湾総統選挙では、与党・民主進歩党(民進党)の頼清徳副総統が、最大野党・中国国民党の侯友宜新北市長を破って当選しました。

頼氏は、蔡英文前総統の副総統として8年間、台湾の経済や社会の改革を推進してきました。また、中国との対立を強める蔡政権の路線を継承する姿勢を明確に打ち出しました。

選挙の結果を受けて、台湾では民進党が台湾の民主化以降、初めて3期連続で政権を維持。

また、同時に行われた立法委員選挙(国会議員、定数113)では、民進党は過半数の57議席を獲得できず、51議席にとどまり、民進党は少数与党となり、立法府での運営に苦慮する可能性があるとみられています。
国民党が立法院(国会)の第1党となり、少数与党に転落「ねじれ」状態となる民進党は、
予算案や法案の審議で野党に抵抗され、政治が不安定化する可能性があります。

中国は、頼氏の当選を「主流民意を代表できない」と非難し、台湾への圧力を強めるとみられます。

米国は、頼氏の当選を歓迎し、台湾海峡の平和と安定を維持する取り組みを継続すると表明しました。

以下は、選挙の結果の概要です。

候補者 所属政党 得票数(得票率)
頼清徳 民進党 558万6019票(40.05%)
侯友宜 中国国民党 467万1021票(33.49%)
柯文哲 民衆党 369万466票(26.46%)


台湾の2024年総統選挙は、2024年1月13日に実施される予定です。

今回の選挙では、与党・民主進歩党(民進党)の頼清徳氏と、最大野党・中国国民党の侯友宜氏、そして第3政党・台湾民衆党の柯文哲氏の3人が争う構図となっています。

民進党は、蔡英文総統の後継として、頼清徳副総統を擁立しました。頼清徳氏は、民進党の左派系であり、中国との距離を縮めるよりも、アメリカとの連携を強化し、台湾の独立を守ることを訴えています。

国民党は、新北市長の侯友宜氏を擁立しました。侯友宜氏は、国民党の保守派であり、中国との交流を拡大し、台湾の統一を模索することを訴えています。

台湾民衆党は、台北市長の柯文哲氏を擁立しました。柯文哲氏は、中道派であり、中国との距離を縮める一方で、台湾の独立も維持することを訴えています。

今回の選挙では、中国との向き合い方や、経済政策などが争点となることが予想されます。また、蔡英文総統の4年間の実績に対する国民の評価も、選挙結果に大きな影響を与えると考えられます。

以下に、今回の選挙の争点となる可能性のあるいくつかの要素を挙げます。

中国との向き合い方
経済政策
社会福祉
教育
医療
環境保護

台湾の2024年総統選挙は、台湾の今後の政治・経済・外交に大きな影響を与える重要な選挙となることが予想されます。

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