米金利据え置きも、引き締め長期化懸念

FRBは金融政策決定会合で、
年5.50%を上限とする現在の政策金利を据え置くことを決めた。

懸念材料の雇用市場で、人手不足に落ち着きがみられることなどから、
今回は利上げを見送った。
政策金利の据え置きは2会合ぶり。

今後の経済見通しを公表し、
年内にあと1回、0.25%の利上げを行う可能性を維持したが、
24年末は5.1%と0.50%の利下げを織り込む水準となり、
前回予想の4.6%から切り上げた。