大引け

日経平均は4日続落、前日高値からは¥1000ほど下げた。
終値では6/01以来4カ月ぶり安値。
米長期金利が一時4.7%と16年ぶり高水準、ダウは約4カ月ぶりの安値、日米ともに株から資金が逃げた。
米長期金利上昇で、米機関投資家が日本を含む海外から米国債に資金を戻すレパトリエーションが起きているとの声も。

薄商いで値を下げている一時的な下げではなく、大商いで実弾を売ってくる本質的な売りであり、売り一巡しても新たな大口、かつ継続的な中長期投資家が現れない限り、回復は困難であろう。

資源関連を中心に幅広い銘柄に売りが出て、日経平均は一時¥600超の下げ。

香港ハンセン指数は一時3%安とアジア株も下げが目立ち、国際的な投資家の売りがあったようだ。

円安・ドル高は継続し、ドル建てベースの日本株は外人から見て厳しくなっている。
4~5月の株高局面でバリュー株を買った外人の長期投資家が利益確定売りを出した模様。

バリュー株の代表銘柄の自動車株への売りが目立った。
TOPIXバリュー指数の下落率は2.06%と、TOPIXグロース指数の下落率1.25%を超えた。

プライム市場の売買代金は¥3兆7181億。出来高16億3126万株。
値下がり1663:値上がり159、変わらず13

きのう、2日の前引けは日経平均¥448円
米政府機関の閉鎖回避、9月短観改善で楽観ムードだった。

2日昼休みの先物から売られ始め、後場寄りに先物に纏まった売りが出て、13時半過ぎ 日経平均はマイナス転換。
目立った悪材料はなく、需給主導の下げだった。プットオプションにまとまった買いが入り、その絡みで先物にヘッジ売りが出た。変動率が高まり、日経VIが上昇したことがさらに売りを誘い、3日続落で終えた。
日中値幅¥641.7と約2カ月ぶりの大さ。

3日は寄りから売られ、3日14時過ぎ 下げ幅600円を超え安値¥3万1157を付けた。
今週末の米雇用統計に向けた動きもあるようだ。

▼ファストリテ、東エレク、ダイキン、トヨタ、マツダ、INPEX、ENEOSなどが下げた。

値下がり3757 年初来安値277 S安1

アルファG オプトラン ヤマハ Fコード トリプラ フーバー KNT Wスコープ ソシラ 
亀田 コーセー アースINF 松竹 コーエーテクモ 助川 日M&A 神島 ジャフコ MRT ワークマン ミクシイ 綿半 資生堂 エイケン オプテックス オープンドア
ファルテック Eレックス 手間 カチタス グッドスピードなどが年初来安値。

トランスG  アンジェス タカラバイオなどバイオの年初来安値が目立つ。

揚羽 オートサーバー ノイル 笹徳 JETなどが上場来安値。

デジタルプラスがS安。

△東ガス、ヤフー、ソニー、イオンが高い。

値上がり415 年初来高値27 S高5

リヒトラブ 京都機械 ベルセウス ケーヨー アクセスGがS高。
北恵 北川鉄 リズム ベルセウス コーユーレンティア 佐藤食品 メディキットなどが年初来高値。

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