前引け

前引け後の日経平均先物は小幅安、軟調に推移している。

前場の日経平均は小反発、+40円18銭(0.15%)で前場を終えた。
寄り直後は上げ幅が100円を超えたが、買い一巡後は伸び悩んだ。

ダウ NQ上昇と、前日までの大幅安を受け、自律反発狙いの買い、売り方の買い戻しが先行したが、米景気悪化懸念や、米雇用統計、イースターを控え買いが続かなかった。

日経平均は前日まで2日で¥800超の下げ、¥2.75万を割り込み、下げが目立った銘柄には自律反発狙いや買い戻し、値ごろ感の買い優勢だった。
半導体関連など値がさの主力株の一角が買われ、相場を支えた。

米労働指標が市場の予想より悪く、労働市場軟化と景気後退が懸念された。

TOPIXも反発。
前引けのプライム市場売買代金¥9850億、出来高3億9031万株。
プライム市場の△値上がり銘柄1234と、全体の7割弱。▼値下がり510銘柄、変わらず91銘柄。

△東エレク、三菱UFJなどが上げた。
年初来高値70

サンクゼール 丸千代 浜木綿など食品中心に9銘柄が10年来高値。
アースインフィニティは天井知らず。

日本色材がコロナ明けで化粧品回復から業績上振れし3年ぶり高値。
サムスン SKハイニックス株高を受け東京エレクなど半導体が高い。
ディスコが3%高 23年3月期通期の売上高が予想上振れ

▼セブン&アイが大幅安。
キユーピーが卵値上がりで、今期純利益47%減となり下げた。

ソフトバンクグループも甘く前場を終えた。 
年初来安値114
23銘柄が10年来安値

モダリス JIG 3Dマ ウェルプレイドなどは底知らずの上場来安値。

*黒田日銀総裁、15:30から退任記者会見

日経平均  27,512.81  +40.18
TOPIX  1,967.69  +6.41
マザーズ指数  729.70  -4.13