冬季オリンピックは、世界的な注目を集める一大イベントであり、株式市場においても特定の業種や企業にスポットライトが当たるきっかけとなります。
直近および将来の大会スケジュールと、注目される「関連銘柄」のカテゴリーを整理して解説します。
1. 今後の冬季オリンピック開催地と日程
| 大会名 | 開催期間 | 開催地 |
| 第25回 ミラノ・コルティナ | 2026年2月6日〜2月22日 | イタリア(ミラノ、コルティナ・ダンペッツォ) |
| 第26回 フランス・アルプス | 2030年(予定) | フランス(アルプス地方) |
| 第27回 ソルトレークシティー | 2034年(予定) | アメリカ(ユタ州) |
2. 注目される関連銘柄(日本株・グローバル)
冬季五輪の関連銘柄は、大きく「ワールドワイドパートナー(世界共通スポンサー)」と「特定の競技・需要に関連する企業」に分かれます。
① ワールドワイド・オリンピック・パートナー
IOC(国際オリンピック委員会)と長期契約を結んでいる企業です。世界中で広告が露出するため、ブランド価値の向上が期待されます。
- パナソニック (6752): 放送機器やAV機器の供給。
- ブリヂストン (5108): タイヤや免震ゴムなど。
- トヨタ自動車 (7203): 選手村の移動車両(モビリティ)提供。
- アリババ (BABA): クラウドインフラ、EC支援。
- ビザ (V): 唯一の公式決済技術パートナー。
② ウィンタースポーツ・アパレル関連
大会を通じてスキー、スノーボードなどの競技人口が増えたり、最新ウェアが注目されたりすることで需要が高まります。
- アシックス (7936): 日本代表(TEAM JAPAN)のオフィシャルウェアを提供。
- ゴールドウイン (8111): 「ザ・ノース・フェイス」などのブランドを展開。
- ミズノ (8022): 競技用具や日本代表公式ウェアのサプライヤー。
- デサント (8114): スキーウェアなどの高機能ウェア。
③ 放送・メディア関連
時差の関係でリアルタイム視聴が深夜・早朝になる場合でも、インターネット配信やダイジェスト放送の需要は高まります。
- 電通グループ (4324): 広告・放映権ビジネス。
- テレビ朝日 (9409) / 日本テレビ (9404): 五輪中継による広告収入。
④ 旅行・チケット・記念品
- 近畿日本ツーリスト (9248) / JTB: 公式観戦ツアーの販売。
3. 投資のポイントと注意点
- 「噂で買って、事実で売る」:五輪銘柄は、開催の数ヶ月前から期待感で買われ、開幕直前や開催中に利益確定の売りが出る傾向があります。早めのチェックが重要です。
- 時差の影響:2026年のイタリア(ミラノ)は、日本との時差が通常8時間あります。日本時間では「夜から深夜」の放送がメインとなるため、国内の夜間消費や視聴率への影響を考慮する必要があります。
- 開催地の経済状況:札幌招致の見送りなど、国内開催がない場合は、直接的な建設特需などは限定的です。そのため、現在は**「スポーツブランド」や「グローバルスポンサー」**への注目が中心となっています。
補足: 2030年大会については、フランスでの開催が2024年7月に内定しました。長期的にはフランスに関連する企業の動きも注目されます。
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