「二日新甫(ふつかしんぽ)」とは、日本の株式市場で古くから伝わる相場のアノマリー(経験則)の一つです。
ひとことで言うと、「2月から相場が荒れやすくなる(あるいは大きく動く)予兆」とされる言葉です。
1. 意味と由来
- 言葉の定義: 「2月(二日)」の「新甫(しんぽ=新しい月の取引が始まること)」を指します。
- 由来: 2月の最初の取引日(月初)が「2日」である年を指します。2月1日が日曜日だと、2月2日が月曜日で取引開始日(新甫)になります。
2. なぜ「荒れる」と言われるのか?
江戸時代の米相場の時代から、「二日新甫は荒れる」という格言があります。これにはいくつかの理由が考えられています。
- 日数の少なさ: 2月はもともと営業日数が他の月より少ないため、短期間で売買が集中し、値動きが激しくなりやすい。
- 節分天井: 先ほどお話しした「節分天井(2月初旬に高値をつける)」の時期と重なり、上昇トレンドが止まって急落するなど、相場の転換点になりやすい。
- 決算ラッシュ: ちょうど今の時期(1月末〜2月頭)のように決算発表が相次ぐため、個別銘柄の乱高下が市場全体に波及しやすい。
3. 2026年のケース
2026年の2月は、まさに「二日新甫」に該当します。
- 2月1日が日曜日
- 2月2日(月)が2月の取引初日
そのため、ベテランの投資家や相場解説者の間では「今年は二日新甫だから、2月の値動きは荒くなるかもしれないぞ」と警戒する声が出てくるタイミングです。
まとめ:投資への活かし方
「二日新甫」はあくまでアノマリー(迷信に近い経験則)であり、科学的な根拠があるわけではありません。しかし、以下の2点は現実的な注意点として役立ちます。
- ボラティリティ(価格変動)への警戒: 決算発表と重なるため、乱高下に備えてポジションを整理する。
- 節分前後の転換: 1月に好調だった相場が、2月初旬を境に「材料出尽くし」で売られるパターンに注意する。
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