情報はとれず、スパイ行為が露見しただけ、中国の立場は? ■サイバー・セキュリティ関連銘柄

2023/2/16

中国の偵察気球は中国南部海南島の地上から打ち上げられ、
台湾とフィリピンの間を通って太平洋に出て、
日本の南約1600キロを通過し、
当初、東に向い太平洋の米軍施設を監視する狙いだったが。
予想外に風に流され、北に向かった。

アラスカ州アリューシャン列島北方の防空識別圏に入った後、
カナダや米本土の上空を飛行。
米領空侵犯は中国の誤算だったようだ。

米国は打ち上げられた当初から追跡し、
気球が軍施設などの上空にいる時間帯は、
電波などを切るなどして、対策はとっていたという。

狙っていた情報はとれず、
スパイ行為が露見し、
立場を悪くしただけの中国政府。

2023/2/15

中国、国際的な批判が高まるのを警戒。
日韓に対しても気球の問題で米国に同調しないよう要求。

中国外務省「日本が客観的で公正な立場を取り、
米国に追随して騒ぎ立てないことを希望する」と強調。

その場しのぎの言い訳も、すでに出尽くしたか。

2023/2/14

アメリカこそが「最大のスパイ国家だ」
中国外務省は「アメリカの気球も中国に不法に侵入していた」と主張。
「アメリカの気球が去年の1月1日以来、十数回、中国の領空に侵入していた」などと発表。

米国家安全保障会議のカービー戦略広報調整官は、
取材に応じ、中国の主張に対し、
「そんなことはしていない。全く事実ではない」と否定。
米国上空に飛来した偵察気球に中国人民解放軍が関与し、
情報収集を行っていたとの米政府が断定したことも明らかにした。

2023/2/13

中国山東省青島市の海洋発展局が、
山東半島沖で正体不明の飛行物体を発見して撃墜する準備をしているとして、
周囲の漁船に危険回避のため注意を促す通知を出した。

漁船付近に物体が落下した場合、
証拠として写真撮影するよう協力も要請。

謎の飛行体が中国にも飛んできたようだ。
自国で飛ばした気球が風に流され計画通りに飛ばせなかったのか?
中国にも飛んできたから、米国に飛ばした気球は中国のものではない。
米国が対抗措置で中国に飛ばしてきたと、
自作自演で言い張る気なのか?

これで、米国は中国が返せと言っている飛行体を、
返さなくてよくなる理由が増えただけ?

いずれにせよ、今後の報道が楽しみな話題。

中国の偵察気球、 海上で米軍戦闘機によって撃墜

■サイバー戦争・セキュリティ関連銘柄

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