ノーベル平和賞 ナルゲス・モハンマディ

ナルゲス・モハンマディは、イラン出身の人権活動家であり、2023年の受賞者である。

1972年4月21日にイラン北西部のザンジャーン州で生まれた。学生時代から女性・人権問題に取り組み、学生の権利や社会正義に関する記事を書いて2度逮捕された。専攻は物理学で、卒業後はエンジニア関連の職に就いたが、改革派の雑誌などに記事も書いた。

1994年に弁護士資格を取得し、人権擁護センターに入所した。センターでは、死刑制度の廃止や女性の権利の拡大など、さまざまな人権問題の解決のために活動した。

2009年のイラン大統領選挙後、選挙不正を訴えるデモに参加したとして逮捕され、3年の禁錮刑を言い渡された。その後も、再逮捕や投獄を繰り返し、現在もテヘランの刑務所に収監されている。

モハンマディは、イランにおける女性の権利の拡大や死刑制度の廃止など、人権の向上のために献身的に活動してきた。その勇気と決意は、世界中の人々に大きな影響を与えている。