コロンブス・デーは、アメリカ州の多くの国々で祝われる祝祭日で、1492年10月12日に探検家のクリストファー・コロンブスがアメリカ大陸に到着したことを記念する日です。
元々の到着日は10月12日ですが、アメリカ合衆国などでは10月の第2月曜日を連邦政府の法定祝日としています。
ちなみに、2025年のコロンブス・デーは10月13日(月)です。
歴史的背景:
コロンブスはイタリア出身であるため、特にアメリカのイタリア系コミュニティにとっては、自分たちのルーツや貢献を祝う重要な日とされてきました。
1792年にニューヨークで記念式典が開催されたのが始まりの一つとされ、その後、連邦祝日となりました。
祝われ方:
アメリカの連邦祝日であり、多くの州で銀行や郵便局などの公共施設が休みになります。学校も休校になる場合があります。
ニューヨークやシカゴなどでは、イタリア系アメリカ人を中心とした大規模なパレードが開催されることがあります。
議論と「先住民の日」:
近年では、コロンブスの到着がアメリカ大陸の先住民にとって、土地の喪失や病気の蔓延、文化の破壊など、苦難の歴史の始まりであったという歴史的評価から、この祝日を祝うことへの批判や論争が高まっています。
そのため、多くの州や都市で、コロンブス・デーの代わりに、あるいはコロンブス・デーと併せて、「先住民の日」(Indigenous Peoples’ Day)として先住民の歴史や文化を称える日とする動きが広がっています。サウスダコタ州のように、正式に「先住民の日」としている州もあります。
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