2026年2月現在の状況に基づき、高市首相の訪米とエネルギー・SMR(小型モジュール炉)に関する動向を整理します。
高市首相は2026年3月19日にホワイトハウスを訪問し、トランプ米大統領との首脳会談を行う予定です。この訪米では、経済安全保障の観点から**「次世代エネルギー(SMR)とAIデータセンター」**が最重要議題の一つとなっています。
訪米の主要テーマと「3320億ドル」の背景
ご質問にある「3320億ドル(約50兆円)」という規模は、日米が主導するクリーンエネルギー・インフラへの官民投資枠、あるいはAI爆発に伴うデータセンターとそれを支える電力(原子力・SMR)への世界的な投資需要を指していると考えられます。
高市首相は「強い日本」を掲げ、以下の分野で米国との連携を強化する方針です。
- SMR(小型モジュール炉)の商用化: 日米企業(三菱重工、日立、GE、テラパワー等)が協力し、第三国への輸出や米国内での設置を加速させる枠組み。
- AIデータセンターと電力供給: AIの稼働に必要な膨大な電力を、脱炭素電源であるSMRで賄う「データセンター・エネルギー一体型」の投資。
- サプライチェーンの脱中国: 蓄電池、重要鉱物、半導体に加え、原子力燃料サイクルにおいても中国依存を脱却する協力。
高市首相訪米に関連する「国内注目銘柄」
首相の訪米により、日米協力の具体策が発表されることで恩恵を受ける可能性のある銘柄です。
1. 原子力・SMR(日米共同プロジェクトの主軸)
● 三菱重工業 (7011):次世代革新炉の開発で米国勢と連携。高市政権の「原発最大限活用」方針の筆頭。 ● 日立製作所 (6501):米GE社との合弁で、カナダや米国でのSMR受注に最も近い。 ● IHI (7013):米ニュースケール社への出資・機器供給。
2. データセンター・電力インフラ
● フジクラ (5803) / 住友電気工業 (5802):米国内の送電網更新や、データセンター向け超多対数光ケーブル。 ● NEC (6701):AIインフラおよび、高市首相が重視するセキュリティ・通信分野。
3. 特殊技術・部材
● 日本製鋼所 (5631):SMRの圧力容器製造に不可欠な大型鋳鍛鋼で世界独占に近いシェア。 ● 木村化工機 (6378):原発関連施設や、核燃料サイクルに関連する機器に強み。
今後のスケジュール
- 2026年3月中旬: 高市首相訪米、首脳会談。
- 会談後: SMRの具体的な共同プロジェクトや、対米投資に関する合意文書(MOU)の発表が期待されています。
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