旧正月

「旧正月」とは、一言でいえば「月の満ち欠け(旧暦/太陰太陽暦)」に基づいた新しい年のお祝いのことです。

日本では明治維新以降、太陽暦(新暦)の1月1日を祝うのが一般的になりましたが、アジアの多くの国々では今もこの「旧正月」が一年で最も大切な行事として盛大に祝われています。

ポイントを3つに絞って解説しますね。


1. なぜ毎年、日付が変わるのか?

旧正月は、月の動きを基準にしているため、新暦の暦(カレンダー)に当てはめると毎年日付がずれます。

  • 時期: 毎年1月21日〜2月20日の間のどこかにやってきます。
  • 決まり方: 「冬至」を過ぎてから2回目に出る「新月」の日が、旧暦の元旦(1月1日)になります。

2026年の旧正月は、今日! 2月17日(火)です。 まさに今、アジア圏は大型連休の真っ只中ということになりますね。


2. 世界での呼び方と盛り上がり

「旧正月」は英語で Lunar New Year と呼ばれ、特に中華圏では 「春節(しゅんせつ)」 として知られています。

  • 中国・台湾・香港(春節): 爆竹、龍舞、赤い飾り。親戚が集まり「餃子」などを食べます。
  • 韓国(ソルラル): 伝統衣装のチマチョゴリを着て、トック(餅スープ)を食べます。
  • ベトナム(テト): 街中が桃や梅の花で飾られ、特別なちまき(バインチュン)を囲みます。

これらの国々では、1週間〜10日前後の超大型連休になり、世界中で「民族大移動」が起きます。


3. 投資・経済への影響(マーケット視点)

投資家にとっても、旧正月は無視できないイベントです。

  • 流動性の低下: 中国や香港の市場が休場になるため、アジア時間の市場参加者が減り、相場が膠着したり、逆に薄い板を突いた急変動が起きやすくなります。
  • インバウンド需要: 2026年現在の日本にとっても、旧正月休暇を利用した訪日客による「爆買い」や観光需要は、小売・航空・鉄道などのセクター(アシックスやサンリオなども!)にとって大きなプラス要因です。
  • 生産の停滞: 世界の工場である中国の工場が止まるため、半導体や電子部品のサプライチェーンに一時的な「淀み」が生じることもあります。

まとめ

旧正月は、単なる「遅れてきたお正月」ではなく、アジアの経済や文化を動かす巨大なエネルギーの源泉です。

今日がまさにその当日(2月17日)ですので、街中で海外からの観光客を多く見かけたり、アジア市場が静かだったりするのは、この「旧正月」の影響が色濃く出ているからですね。

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