オンライン証券大手の楽天証券とSBI証券が、パスワードを使わない次世代の認証技術「パスキー認証」を導入しました。
SBI証券は10月25日、楽天証券は10月26日から開始しており、スマートフォンやパソコンの指紋認証・顔認証などで本人確認が完結します。
パスキーは、FIDOアライアンスが推進する技術で、パスワードの代わりに、利用者の端末に秘密鍵、サービス側に公開鍵を保存し、照合することで認証を行います。秘密鍵が端末外に送信されないため、フィッシング詐欺などでログイン情報が盗み取られることがなく、高いセキュリティと利便性を両立します。
背景にはオンライン証券での不正アクセス被害の増加があり、金融庁や日本証券業協会がフィッシング耐性を持つ認証方式の導入を推奨しています。
注意点として、パスキーは端末ごとに登録されるため、端末の紛失や機種変更時には再設定が必要です。GoogleやAppleなどの大手IT企業もパスキーへの移行を進めています。
開業2002年。
23年の歴史を誇る情報サイト、NJI!
会員専用のサイトでは、グロース市場を中心に新興個別銘柄の値動き、
市況、株価に影響を与える個別材料・注目点・投資のヒント等を
タイムリーに情報提供。
テーマ株やIPOまで、相場の流れを掴み、
各種情報から投資先を選定していきたいという方におすすめです。


