コンクラーベ(Conclave)

新教皇に米国出身のロバート・プレボスト枢機卿(69)を選出。
アメリカ出身の教皇が誕生するのは初めてで、
レオ14世と名乗ることが発表された。

コンクラーベとは、カトリック教会の新しい教皇を選出するために開催される、枢機卿のみによる秘密会議のことです。

その目的は、前教皇の死去または辞任によって空位となった教皇座を、聖霊の導きのもとでふさわしい人物によって満たすことです。

コンクラーベ(Conclave)という言葉自体は、ラテン語の「cum clave(鍵とともに)」に由来し、枢機卿たちが外部からの影響を遮断するために鍵のかかった場所に隔離されて行われることに由来しています。

簡単に言えば、教皇を選ぶための、外部から完全に遮断された、枢機卿たちだけの秘密の会議、と理解していただければと思います。

新しい教皇は、以下の手順で選出されます。
枢機卿の参集: 教皇が崩御または辞任すると、80歳未満の枢機卿たちがバチカンに集まります。彼らは「枢機卿団」として、教会の指導と次期教皇の選出の準備を行います。
コンクラーベの開始: 選挙人である枢機卿たちは、システィーナ礼拝堂に集まり、外部との接触を一切断ちます。これは、外部からのいかなる影響も排除し、自由な意思決定を保障するためです。「コンクラーベ」という言葉は、ラテン語の「鍵とともに (cum clave)」に由来します。
投票: 選挙は秘密投票によって行われます。通常、1日に午前と午後の2回ずつ投票が行われます。
各枢機卿は、次期教皇にふさわしいと考える人物の名前を書いた投票用紙を2つに折り、祭壇に進んで祈りを唱えた後、投票箱に投入します。
3人の枢機卿が投票用紙を集計し、読み上げます。
投票結果は記録されます。
多数決: 教皇に選出されるためには、3分の2以上の多数の票が必要です。
投票の継続: 最初の数日間、必要な票数が得られない場合、投票は繰り返し行われます。一定期間投票が行われても選出に至らない場合は、祈りと熟考の期間が設けられることもあります。
煙による告知: 投票の結果は、システィーナ礼拝堂の煙突から出る煙の色によって外部に伝えられます。
黒い煙: その日の投票で新しい教皇が選出されなかったことを示します。これは、投票用紙をわらなどと一緒に燃やすことで作られます。
白い煙: 新しい教皇が選出されたことを示します。これは、投票用紙を燃やす際に、白い煙を出すための特別な薬品を加えることで作られます。
教皇の同意と発表: 必要な票数を得た人物が教皇に選出されます。首席枢機卿が選出された本人に同意を確認し、本人が同意すれば、教皇としての地位が確定します。その後、新しい教皇は自らの教皇名を選びます。
発表: 新しい教皇が誕生すると、サン・ピエトロ大聖堂のバルコニーから、首席枢機卿がラテン語で「喜びをもって告知します (Annuntio vobis gaudium magnum): 偉大なる教皇が誕生しました (Habemus Papam)!」と発表し、新しい教皇の名前と教皇名を告げます。
教皇の登場: その後、新しい教皇がバルコニーに現れ、最初の挨拶と祝福を行います。
このように、コンクラーベは厳格な規則と秘密保持の下、枢機卿たちの祈りと熟考によって新しい教皇を選出する重要な儀式です。

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