1357日経ダブルインバース-2/3

5日移動平均線¥465が抵抗となり、2/01¥485が戻り高値。
25日移動平均線¥470も抵抗で日足は底探り。

日経平均1/14¥28979高値を受けて、上場来安値¥441を付け、今月¥486まで戻すもそこからは伸び悩み。

発行口数が一時5億2898万口まで増加したが、その後5.13億口に落ちついている。
時価総額¥2322億。

依然、買い値ベースで推定¥3500億規模(時価ベースでは¥2322億規模)の深刻な現物のシコリとなっている。
これは、先物市場で倍の金額が売り建てられ、¥7000億(¥5000億)規模の買い戻し圧力となる。

日経ダブルインバースは日経平均にダブル=二倍で逆に連動するETF。
日経平均が一日1%下げると、ダブルインバースは一日2%上げる設計。
逆に1%上げると2%下げる。

日経平均が一カ月で10%上下したら、ダブルインバースが20%上下する訳ではない。
あくまで日々、日時の変動率に倍の率で連動する設計。
株と違い発行口数が増減し変化する。

バブルと株高を混同した投資家や、高値慣れしていない投資家、売りやヘッジを好む投資家が買い進めている。
直近の買い玉平均値は¥480前後、年末以前は¥620前後と推測され再度、評価損に。

信用買い残は、1/22は1億1142万口に増加したが、1/29時点1億0347万口に減少。
1月末の日経平均の下げ局面で1094万口ほどの利食い売りをしたようだ。

信用売り残は、493万口に増加も、直近ピークの519万口には届かず。

期日到来による現引きもあるようで、現物の残高は増加傾向。
損切もあるだろう。

現在の信用買いの期日は、半年後、2021年8月に回って来る。
平均買い値を¥608と仮定して¥700億弱の信用のシコリとなる。
単価の下落もあり金額ベースの信用残高は減っているが、原資産である先物の売り建て枚数が比例して減る訳ではない。

7月の戻り高値¥835、1.23億口の信用買い残の期日は明けた。
8月に膨らんだ1.3億口の信用買い残の期日が、今月2月に到来中。
順次、反対売買を強いられ先物の買い戻し圧力となるが、買い戻しに新規売りがぶつかり「売りのバブル」が膨らんだままだ。

日証金ベースで、2/02時点8.3万口の融資=新規買いが増加している。
足元の日経平均上昇で、再度、インバースを買い進めているようだ。
融資残は、528万口と高水準。
貸し株残=空売りが23万口と減少傾向で、依然、大幅買い長、需給は悪い。
日経レバレッジの日証金需給が日経平均を動かすわけではないが、Dインバの買い方(日経平均下げ期待筋)の不利は明白だ。

日経平均が、¥2.8万水準に落ちても、ダブルインバの保有者、日経レバレッジの売り方など、弱気筋は、回転が効くわけではない。
日経平均¥29000手前、インバース¥441処を買った少数派のみが最大¥40の利益を取れる場面が一時的にあった。
少なくとも¥25000近辺とならねばインバ保有者の懐は苦しい。

節分天井的な戻り相場の中、メジャーSQに向けた売り方締め上げもありうるため、先物は戻りを試す可能性が高い。
ここらの売り方が踏みあげるまで株高は簡単に崩れないだろう。

1357日経ダブルインバースでは、禁断の信用ナンピン、期日いっぱいまでの粘り持ちを行っている上、現引きがシンクロし需給は悪い。
常に半年後が期日という無間地獄のような状態が続き反対売買を強いられる。

現引きした現物が、永久凍土のように固定し、半年以上先も買い戻し圧力となる。

ここらの好需給が日銀のETF買いと共に、日経平均の下げ渋りに一役、かっている。