1357日経ダブルインバース-3/11

5日移動平均線¥432を超え、25日移動平均線¥421も超え3/05¥453高値があった。
日経平均2/16¥30714高値を受け、2/16上場来安値¥388で底入れし、¥400接近否定の下げ渋り。

2/18時点、発行口数が、6億0264万口に増加、1.5万枚ほどの日経平均先物売り建てが発生していた。
ここがピークだった模様。
その後、5.9億口程度。
昨夏の3万枚、直近ピークの1.5万枚から売り建て玉は減っているが、相場の下支え要素として心強い存在だ。

日経レバレッジは底入れはしたが、依然、買い値ベースで推定¥3500億、時価ベースでは¥2400億規模の深刻な現物のシコリとなっている。
これは、先物市場で倍の金額が売り建てられ、1.5万枚、¥4500億規模の買い戻し圧力となる。

日経ダブルインバースは日経平均にダブル=二倍で逆に連動するETF。
日経平均が一日1%下げると、ダブルインバースは一日2%上げる設計。
逆に1%上げると2%下げる。

日経平均が一カ月で10%上下したら、ダブルインバースが20%上下する訳ではない。
あくまで日々、日時の変動率に倍の率で連動する設計。
株と違い発行口数が増減し変化する。

昨年11月に始まった日経平均の上昇加速から¥3万乗せで、信用取引も使い下値を買い進めた。
2/16以降の買い玉は一回転しており、信用買い残は減少、インバ筋もやや元気を取り戻している。
直近一か月の信用買い平均値は¥420前後と推定され、回転が効き始めているが、
三か月平均では¥500前後、半年間では¥515辺りと推定され、好需給とは言い難い。

¥480前後、日経平均¥28000処となれば、さらに回転が効く。
昨年末以前は¥620前後の買い平均と推測され再度、目先一回転で評価損圧縮も形成は不利なまま。

信用買い残は、2/19時点は1億2001口に増加したが、3/05時点8736万口と劇的に減少した。
3/05¥453高値で、大量に利食い売りしたと思われる。

信用売り残は、930万口、直近ピークの519万口から倍レベル。
安値を売り込み、形成は不利だ。

期日到来による現引きもあり、現物の残高は増加、信用残は減少、整理局面に入っている。
日経レバレッジバブルとも言える売り方締め上げは先月で終わり、三月は終焉に向かっている。

それでも現在の信用買いの期日は、半年後、2021年9月に回って来る。
平均買い値を¥608と仮定して金額ベースで¥700億弱の信用のシコリとなる。
単価の下落で、昨年8月に比べ、先物の売り建て枚数は減ったが、それでも1万枚以上の売り建て玉となっている。

昨年7~8月、戻り高値で、1.3億口に膨らんだの信用買い残の期日は明けた。
反対売買を強いられ先物の買い戻しは一巡、目先、Dインバの下値を買った筋の買いは一回転。
今月の買い玉は買い値近辺で、買い方有利となる可能性もある。
ダブルインバース膨張によるカラ売りバブル拡大は止まった。

日経平均が、¥2.9万水準では、¥3万処で売ったダブルインバの保有者などは一回転するが、
2月前半にポジションを持った弱気筋は、回転が効くわけではない。
少なくとも¥25000近辺とならねば、取り残されたインバ保有者など中長期の売り方の懐は苦しい。

1357日経ダブルインバースは、信用の反対売買や現引きで需給は改善しつつある。
だが、現引きした現物が、永久凍土のように固定し、半年以上先も先物市場の買い戻し圧力となる。

ここらの好需給が日銀のETF買いと共に、日経平均¥28000台での下げ渋りに一役、かっている。
日銀は、2/26にETF買いを実行、この月は一回だけだった。
三月は4日と5日の二回買い出動。
http://www3.boj.or.jp/market/jp/menu_etf.htm

メジャーSQに向け¥29500回復意識となっている。
売り方締め上げというほどではないが、先物は堅調を取り戻している。
月末はTOPIX先物に配当再投資の買いが入る事から、TOPIX先行の底堅い展開を予想している。

ブラックロックが日本株をアンダーウェイト、イスラエル~先進国などにワクチン接種で遅れ、
菅政権の綻びなどから、外人は以前ほど日本株を買わなくなっている。
日銀も¥29000台?TOPIX1900以上?では、ETF買いを入れない可能性が高く、
ここから上は、外人、日銀に依存しない株価上昇を期待せねばならない。