10月終値¥28,892を回復できるかがポイント。
回復すれば再度、10月高値¥29,489など¥29,500前後の抵抗を模索する。
FRBのタカ派姿勢、金融引き締め方向がより鮮明となり、1/06は、前年11/30のパウエル・ショックに次ぐ、ショック安で大幅安となった。
米金利上昇、QT(金融引き締め)に怯える展開。
1/05の米10年もの金利は、1.7%を超えた。
21年11/30の下げは下値からの一段安で、目先の底値形成につながった。
今回はTOPIXコア30が1/05に14年3か月ぶり高値をマークするなど、高値圏での反落であり、調整完了には時間がかかる可能性がある。
前年12/03安値¥27,588 12/20¥27,893で下値は確認しており、
12/14安値¥28,309を週末終値で維持できれば、案外、回復は早いだろう。
先物10月安値¥26,980、8/23安値¥26,850接近に至るほどの調整とはなるまい。
1/06安値¥28,487は25日移動平均線¥28,582を割れており、ここを回復できるかが、目先のポイント。
割れたとしても昨年の12/03安値¥27,588が目先の底値で、¥27,500の堅さは確認済。
下げ止まりから25日移動平均線回復すれば、10月末終値¥28,892 75日線¥28,094意識。
11/11安値¥29,040が戻り相場の障害となりそうだ。
10/20高値¥29,489、11/04高値¥29,880 11/16¥29,960は遠い。
FOMC動向や雇用統計などに神経質な展開は当面、続きそうだ。
昨年11月のブラックフライデー暴落、オミクロンショック、パウエル・テーパリング不安。
今回のFOMC議事録ショック。
こういった事態は頻発しそうだ。
ここもと毎月、一度はこうした恒例の大幅安がある。
昨年12月は、20日に¥607安、17日に¥520安。
11月は、26日¥747安、29日¥467安 30日¥462安。
11/24 10/21 9/21 8/20 7/20 6/21 5/19 4/21 3/22 2/26 1/28なども大幅安があったが、それらは一日限りの単独大幅安。
11月、12月と大幅安からの大幅続落と破壊的な動きが目に付く。
5日線は、100日線¥28,871とゴールデンクロスしたが1/06に下向き転換からデッドクロス目前。
今後も政権への不安が継続する。
空売りアルゴは岸田首相の新た増税発言など反市場的な姿勢があればすかさず攻めてくるだろう。
その際も下値メド¥27,500~10/06安値¥27,293は支えになるだろう。
岸田総理は明らかに、株成金を敵視しており、安倍~菅総理のような手腕は期待できない。
反市場的勢力と見なしていいだろう。
バブル後高値2021年9月¥30,795 → 10/06¥27,293安値
→ 11/16¥29,960が2021年後半の高値。
10月安値¥27,293は下値支持と再確認。
週足は、12月第一週の陰線で底入れし、陽→陰→陽→小幅陽線→今週はおそらく陰線。
月足
9月は、始値¥28,179、終値¥28,771で、歴史的高値¥30,795の上髭陽線。
10月は、陰線も、下髭。
11月は、始値¥29,330、25日に陽転もあっさり崩れ陰線。
12月は、始値¥27,866で孕みの陽線。
2020年12月高値¥27,602前後は下値支持として認識されている。
13週線は下向き転換し6週目。
26週線を超え、最上位に位置しているが、このまま26週線を下回っていれば、チャートは崩れる。
9月 確定レンジ 高値¥30795 安値¥28179
10月 確定レンジ 高値¥29489 安値¥27293
11月 確定レンジ 高値¥29960 安値¥27819
12月 確定レンジ 高値¥29121 安値¥28791
1月 予想レンジ 高値¥30000 安値¥27000
2月 予想レンジ 高値¥31000 安値¥26666
~2022年3月 高値¥32000 安値¥25555
~2022年12月 高値¥33300 安値¥24000
2021年 ¥30795.78 年初来高値
1989年 ¥38957.44 史上最高値