日経平均月足-6/30

大引け¥26,393で、月末終値の年初来安値更新。 

1~6月の下げは¥2398、チャイナシンドローム相場2016年1~6月¥3457安以来の大幅安だった。
下落率8.3%で、これは、米中貿易摩擦2018年7~12月の10.3%以来。
欧米の利上げ、物価高が株安の主な理由。

6/09 ¥28,389が今月の天井、6/20が目先の底、6/28¥27,062が戻り高値。

FOMC、クアドラプル・ウィッチングなどに振り回された後、
ダウ反発から戻りを試したが、月末要因や半導体株安などから再度、下値を模索した。

29日、30日とリバランスがある。

5月は大引けだけで¥3兆規模の商いが行われ、売買代金は¥5.5兆に膨らんだ。
29日も一日の出来高16億株と通常の5割増しの大商いだった。
30日は13億株、¥3.2兆。

月末はリバランスが多いが、市場再編に伴うTOPIXリバランスは今月でいったん一巡する。

5月は急落後に戻し、月足はまさかの陽線で終わったが、6月は陰線。
月末値での今年の安値、コロナバブル天井後の月末安値更新となる。

2月以降の月足は、陰陽繰り返しの2月■□■□6月■「鯨幕」
さらには包みの陰線ととなっており、非常に悪い足。

振り返れば2021年3月~7月までの五陰連が22年春の彼岸底の序章だった。
今年も1月、2月は二連とはいえ、陰線が続いていた。
月足は最も重要な足。

24か月移動平均線¥27,058を割れて月末を終える。
コロナバブル後初の月末での割り込みで、今後の底抜け、崩壊に禍根を残す。
陰の包み足となり、21年11月、22年1月に続く陰の包み足で、先行きは暗い。
6月線とのデッドクロスしてしまい、相場は上げても戻り相場の域となる。
目先、上げても油断大敵。

配当再投資など月末高の期待で28日までは戻した。

今年は、1月末=2/10 2月末~3/01 3月は25日高値、4/28大幅高から5/06高値、
5/30大幅高から6/09高値と、月末月初高のアノマリーがある。
米SQ(第三週金曜日)までに買い玉を処分し、米SQ後に売り方のポジション調整の買い戻しが入る事が需給要因があるようだ。

今月は、27日に3月決算企業の配当が支払われ、その再投資の買いも入っているはず。

一方で、7月8日には、¥1兆規模のETF分配金捻出の為の現物・先物売り観測がある。

6月は、6/09¥28,389天井、6/20が¥25,520が底、6/28¥27,062が戻り高値。
米CPIや各国の利上げに苛まれた。

1月は、月間で¥1789安(‐6.2%)の2020年3月以来、約1年10カ月ぶりの下げ幅

2月は¥27,167で始まり、高値¥27,880から、¥25,775安値と、
1月安値¥26,044を割り、月末終値のコロナバブル後の安値更新。
彼岸に下げ止まり、¥28,000を回復。3月は、上げ幅2021年9月以来の大きさ、月間で¥1294.61高(+5%)と、3カ月ぶりの上昇、
始値¥26,836、長い下髭で¥24,681安値、終値¥27,821の月足大陽線。
米金融政策に一喜一憂する展開。
日本株が世界の中で比較的、下げ幅が小さいのは、円安効果など。

3月 配当落ち再投資のTOPIX先物買いが原動力となり、3/25¥28,338高値。

4月 ¥27,624で始まり、4/27¥26,051安値、終値¥26,847 月間で973円53銭(3.5%)安。
FRBの金融引き締め姿勢で、景気不安が意識された。

5月は¥25,688安値から持ち直し、どこを買っても儲かる「Buy In May(五月に株を買え)」だった。
米金融引き締め、ウクライナ情勢、上海ロックダウン、米中対立などで、景気減速懸念が強まり月中に下げたが、米インフレ懸念の峠越え、上海ロックダウン解除など徐々に明るさが見えてきた。
為替、金利、VIXの落ち着きなども好材料。
その流れで6月9日¥28,389まであったが、そこから6月20日、¥25,520安値の急転直下。

過去のように有事の円高だったら、ウクライナ戦争を受け、日経平均は¥25000~22500まで下げていたかもしれない。

1月 オミクロン、米金融引き締め、金利上昇、国内政権不信感で大幅安。
2月 ロシアンルーレット、ネットフリックス・ショックで底値探りの投げ売り相場。
3月 彼岸底、停戦、終戦を見据えた反騰相場だった。
4月 FOMCを控え買い持ちを投げ売りする動きが目立った。米決算プレイ。
5月 米追証、消費など米企業の業績悪化、FOMCプレイ
6月 戻り高値から、物価上昇、FOMC+0.75%など世界の利上げを織り込む相場。

5/13安値を主軸に、微妙に日足で逆三尊の底値を形成した。
6/20に5月安値を割り込んだが、翌日に¥26,000を回復し
4月安値¥26,051は一時割れたが結果的にかろうじて維持しているともいえる。
薄氷を履むが如し、ではある。

半値戻り¥28,285を3月に達成、その後さえない。
¥28,285回復は夏から秋、、次の目標三分の二戻り、¥28,757は冬の目標。

¥25,000~30,000レンジ入りか?
一日¥500、二日で¥1000幅の値幅のあるレンジ取引となろう。

¥26,000執着からは離れられない。
だが¥25,000台、滞在は明らかに拒絶。
21年9月高値から¥5000以上の下げ幅、3月、5月、6月と三度、下値まで売り込み、売り飽き感から、個別はサマーラリーの兆しもある。

さりとて¥30,795奪還への望みは、薄い。
万が一、更新するとしても、半年~一年の日柄、米株高、外部環境改善、無能な国内政権が態度を改めることか、予想を超える新たな買い材料が必要だ。

¥28,000台は一瞬、回復するも6月もまた、一時的だった。
夏の回復は無理?か?秋に再度の到達目標。

昨年高値¥30,795は、数十年来の高値形成の可能性がある。

¥27,000を月足終値で割り込んだのは、コロナ相場の天井後は2月に続き4月で二回目。
5月は回復するも6月微妙。¥26,000台の終値が定着しつつある。

心理抵抗¥25,000から、¥24,444の下値支持線は堅いが、週足の戻り抵抗¥28,000は重く、月足抵抗¥29,500は遥かに遠い。
¥27,000すら抵抗になりつつある。

3月も6月も¥28,000回復は単に戻り相場で、コロナ相場が加速した20年11月や、踏み上げが入った21年2月の上値追いとは本質的に違う。
あのような事はもう当分、ないだろう。

■6月 陰線 2月月末値意識。
□5月 陽線。¥26,851スタート 終値¥27,279
■4月 小陰線。
□3月 12か月移動平均線意識の三か月ぶり陽線
■2月 終値¥26,526はコロナバブル高値後の安値、2か月連続陰線。
■1月 包みの大陰線。非常に悪い足。月間で-1789円(-6.2%)020年3月以来、約1年10カ月ぶりの下げ幅。
   始値¥29098 → 終値¥27001

2021年
□12月 孕みの小陽線で、11月の悪い足を否定しなかった。¥27,866→¥27,891
■11月 始値¥29,330→終値¥27,821 月足は包みの大陰線と悪い足だった。
■10月 ¥29,235→¥28,892 月足陰線
□9月 ¥28,179→¥29,452 月足陽線、¥30,795高値でコロナ後高値。
□8月 ¥27493→¥28089で、月足陽線。

・月足の一目均衡表

転換線を8月に割り、何度か回復するも11月に月末値で割り込み、常態化、下値慕いが続いているが¥26,000割れは否定。

転換線¥27,321を回復すれば、¥3万回復への道となるが、当面は、基準線¥25,122に支えられ、3月安値¥24,681に届かない程度の下値探りであろう。

2020年3月にコロナショックで雲入り → 雲割れも、
直後の4月に雲入り、5月に雲から脱出のV字回復。
その後、雲と、基準線¥25,122はコロナ後、常に超えている。

上にブレイクし21か月経過した遅行スパンは、上下を繰り返し方向感はない。
今年の11月には、株価とのデッドクロスが視界に入る。
株価が¥27,000前後以下で、11月末を迎えれば、遅行スパンと株価のデッドクロスから雲入りを目指す本格調整となる可能性がある。

基準線、転換線のデッドクロスも視界入りしており、秋冬の下方波乱は濃厚と見ざるを得ない。

雲上限¥20,364を割ると、雲入りから大きな調整となるが、その前に基準線¥25,122が控える。
基準線割れ、日経平均¥23,333以下は少なくとも、2022年夏にはなかろう。

¥25,000意識の調整、4月以降¥26,000維持の押し目で収まった事は多大な評価ができる。
アメリカ株の下げっぷりに比べ底堅い日が目に付く。
ダウとの絶対値の差を縮める底堅さは称賛に値するが、それも円安のおかげ、金融緩和継続の効果である。
日本の金融緩和終了、円高、米株安となれば、想定外の下方波乱となるだろう。

数年~十数年レベルの大調整は回避したが、雲の形は、今年の年末、来年1月の波乱を示唆している。
2023年は、雲が¥23,000台 → ¥26,500処に競り上がるため、雲入りの可能性が高い。
まさかの雲割れ¥23,000台もあるかもしれない。

・月足ボリンジャー

‐2σが¥25,927が下値支持。

ボリンジャーは、昨年末、煮詰まりが極限に達し拡大局面に入った。
下限-3σが¥24,701に広がり上下の変動余地は拡大したが、今月は縮小に転じた。

+3σ ¥29798 上向き転換6か月目に下向きに。達成困難。
+2σ ¥29023 上昇に転じかけたが失速。22年の戻り目標。
+1σ ¥28249 依然、下降中、22年夏~秋の戻り目標。
σ   ¥27475 戻り抵抗、頑強。
‐1σ ¥26701 下降継続中。まずはここが目標。
‐2σ ¥25927 上昇に転換、重要な下値支持。
‐3σ ¥25153 上昇に転換、3月に下髭で下回ったがここもと接近しない。

3月で下値模索は一巡したが、4月も5月も戻りが悪い。
戻れば売られる展開だが6月の戻りはまずまずだった。
ボリンジャー拡大局面から、値動きは荒くなったが今後は縮小の可能性も。
どちらかと言えば下方への引力の方が強い。

2017年後半~2019年夏の+3σ¥25,000処、
コロナが流行り始めた2019年12月高値¥24,066が重要な下値支持。
2018年高値¥24,270も重要なポイント。

期末は配当など権利取りや配当再投資の買いが下値を支えたが、4月は権利落ちなどで下値が脆かった。
配当が届く6月は、現金が届き現物買いの再投資が入る一方、3月に配当分再投資で先回り買いしたTOPIX先物の反対売買の売りが出る。
7月に入るとETF分配金捻出の為の売りも出る。

・ストキャスティクス
50%手前にまでしか上げておらず、夏の株高期待は残る。

20年末~21年初の90%処から21年8月末に、一桁~30%台にまで低下、
9月に反転し三か月で失速も、2~3月に30~10%まで低下し底入れ。
ここから数か月は戻りが期待できる。

2021年2月天井形成から、半年、日柄調整し、21年8月に押し目形成、
2021年9月の高値がWトップとなり、天井確定。
秋の彼岸高値から春の彼岸底へ半年の調整となり底入れした。
2022年も秋の彼岸高か?

・サイコロ
41.66%まで低下し下げ余地は限られる。
ダメ押し状態。

・パラボリック
6月は陰転9本目更新。

2021年8月に陽転してから1年と2カ月、14カ月で上昇終了し10月に陰転。

トランプラリーでは17カ月、アベノミクス初期は14カ月、
アベノミクス中期では、11カ月の陽転継続だった。
コロナバブルは14か月で終わった。
アベノミクスを超える事ができなかった。

陽転は¥28,924で無理と言わざるを得ないが、期待としては年末~2023年に望んでもいいだろう。

・新値三本足

陰転三本目。
陽転は¥28,966でまだ遠い。

▼1月末陰転、2月更新¥26,526
6月¥26,536を割れて終えれば三本目。

4月終値¥26,847 5月は¥27279で陰転は遠のいたが再度陰転の危機。

△21年9月末 終値¥29,452で陽転。
▼21年7月末¥27444割れで、陰転1本。
△21年3月まで陽転5本だった。

昨年7月と9月の2本がダマシに終わる2018年3月、9月に酷似した足。
高値圏で気迷いしたあと、下値を探った。

2018年3月と9月に似た足を出した。
その後にコロナショックとなり、三本足は陰転四本で¥18,917まで下げた。

日足の三本足は5/18に陽転、9本更新も6/10陰転。6本目。

週足は陽転2本継続しており、下値警戒は緩め戻りを期待していい。
ただし陽転三本目¥28,149突破は難易度が高い。

日経平均の下げは21年9月高値から半年以上経過、半値戻りも達成し、
夏~秋には、三分の二戻り¥28,757もあるかも。

高値¥30,795 → 安値は¥24,681で、下げ幅¥6114、
半値戻りは¥3057幅、日経平均¥27,738
三分の二戻りは、¥3346幅、日経平均¥28,757

~2022年6月 確定   高値¥28389 安値¥25520

~2022年7月 予想   高値¥28000 安値¥25250
~2022年8月 予想   高値¥28500 安値¥25000
~2022年12月 予想   高値¥30000 安値¥24444
~2023年12月 予想   高値¥30500 安値¥23333
~2024年12月 予想   高値¥31000 安値¥22500

2020年コロナ彼岸底¥16358.19
2021年高値 ¥30795.78 
1989年高値 ¥38957.44 史上最高値