日経平均月足-5/31

5月の月足はまさかの陽線で終わりそうだが、2月以降の月足は、陰陽繰り返しの■□■□「鯨幕」となっており、決していい足ではない。

ただ、今月も24か月移動平均線を維持して月末を終えそうで、底抜け、崩壊は回避し、戻り相場の期待を持たせる。

本日9:12¥27,463と連休中のシカゴ日経平均先物高値¥27,480をほぼ回復した。


2022年5月の日経平均は、¥26,851スタートで、月足は陽線となりそうだ。

FOMC 日米決算発表などに振り回されたが、前週の米ダウが一週間全日上げる反転を見せ、目先、最悪期は脱出した。

4月の終値は、¥26,847.9
月初¥27,624で始まり、4/27¥26,051安値、月末に持ち直し。
月間で973円53銭(3.5%)安。
FRBの金融引き締め姿勢で、景気不安が意識された。

5月は¥25,688安値からの持ち直しで、結果論としてはどこを買っても儲かる「Buy In May(五月に株を買え)」だった。
 
米金融引き締め、ウクライナ情勢、上海ロックダウン、米中対立などで、景気減速懸念が強まり月中に下げたが、米インフレ懸念の峠越え、上海ロックダウン解除など徐々に明るさが見えてきた。
為替、金利、VIXの落ち着きなども好材料。


1月は、月間で¥1789安(‐6.2%)の2020年3月以来、約1年10カ月ぶりの下げ幅だったが、
3月は、上げ幅2021年9月以来の大きさ、月間で¥1294.61高(+5%)と、3カ月ぶりの上昇、
始値¥26,836、長い下髭で¥24,681安値、終値¥27,821の月足大陽線で持ち直した。
米金融政策に一喜一憂する展開。
日本株が世界の中で比較的、下げ幅が小さいのは、円安効果など。

過去のように有事の円高だったら、ウクライナ有事を受け、日経平均は¥25000~22500まで下げていたかもしれない。

1月 オミクロン、米金融引き締め、金利上昇、国内政権不信感で大幅安。
2月 ロシアンルーレット、ネットフリックス・ショックで底値探りの投げ売り相場。
3月 彼岸底、停戦、終戦を見据えた反騰相場だった。
4月 FOMCを控え買い持ちを投げ売りする動きが目立った。米決算プレイ。
5月 米追証、消費など米企業の業績悪化、FOMCプレイ

2月は¥27,167で始まり、高値¥27,880から、¥25,775安値と、
1月安値¥26,044を割り、月末終値のコロナバブル後の安値更新。
彼岸に下げ止まり、¥28,000を回復。
4月安値¥26,051をかろうじて維持しているともいえ、微妙に日足で逆三尊の底値。
5/13安値を主軸にするなら、完全な逆三尊。


半値戻り¥28,285を3月に達成、その後さえない。
夏~秋は、¥28,285回復から、次の目標三分の二戻り、¥28,757目標。


¥25,000~30,000レンジ入りか?
一日¥500、短期¥1000幅の値幅のあるレンジ取引となろう。

¥26,000滞在を否定しつつある。ついに抜け出すか?
¥25,000台、再突入は明らかに拒絶。
21年9月高値から¥5000以上の下げ幅となり売り飽き感から、サマーラリーの兆しもある。

さりとて¥30,795奪還への望みは、薄い。
万が一、更新するとしても、半年~一年の日柄、米株高、外部環境改善、無能な国内政権が態度を改めること、予想を超える新たな買い材料が必要だ。

¥27,000台を回復は毎回、一時的で、滞在には至らない。今回は如何に?



昨年高値¥30,795は、数十年来の高値形成の可能性がある。

¥27,000を月足終値で割り込んだのは、コロナ相場の天井後は2月に続き4月で二回目。
5月は回復する。

心理抵抗¥25,000から、¥24,444の下値支持線は守ったが、戻り抵抗¥29,500は遠い。

3月の上げは単に戻り相場で、コロナ相場が加速した20年11月や、踏み上げが入った21年2月の上値追いとは本質的に違う。あのような事はもう当分、ないだろう。

5月 陽線濃厚。
4月 小陰線。
3月 12か月移動平均線意識の三か月ぶり陽線
2月 終値¥26,526 2か月連続陰線。
1月 包みの大陰線。非常に悪い足。
月間で-1789円(-6.2%)020年3月以来、約1年10カ月ぶりの下げ幅。
始値¥29098 → 終値¥27001

2021年
12月 孕みの小陽線で、11月の悪い足を否定しなかった。¥27,866→¥27,891
11月 始値¥29,330→終値¥27,821 月足は包みの大陰線と悪い足だった。
10月 ¥29,235→¥28,892 月足陰線
9月 ¥28,179→¥29,452 月足陽線、¥30,795高値でコロナ後高値。
8月 ¥27493→¥28089で、月足陽線。


・月足の一目均衡表

転換線を8月に割り、何度か回復するも11月に月末値で割り込み、常態化、下値慕いが続いているが¥26,000割れは否定。

転換線¥27,738を回復すれば、¥3万回復への道となるが、当面は、基準線¥24,221に支えられ、3月安値下値¥24,681に届かない程度の下値探りであろう。

2020年3月にコロナショックで雲入り → 雲割れも、
直後の4月に雲入り、5月に雲から脱出のV字回復。
その後、雲と、基準線¥24,221はコロナ後、常に超えている。

上にブレイクした遅行スパンは、下向きから上向きを繰り返し方向感はない。
今年の11月には、株価とのデッドクロスが視界に入る。
株価が¥27,000前後以下で、11月末を迎えれば、遅行スパンと株価のデッドクロスから雲入りを目指す本格調整となる可能性がある。

雲上限¥20,320を割ると、雲入りから大きな調整となるが、その前に基準線¥24,221が控える。
基準線割れ、日経平均¥23,333以下は少なくとも、2022年度1Qにはなかろう。

¥25,000意識の調整、4月¥26,000維持の押し目で収まった事は多大な評価ができる。
アメリカ株の下げっぷりに比べ底堅い日が目に付く。
ダウとの絶対値の差を縮める底堅さは称賛に値するが、ここもとダウの戻り相場にはついていけていない。


数年~十数年レベルの大調整は回避したが、雲の形は、今年の年末、来年1月の波乱を示唆している。
2023年は、雲が¥23,000台 → ¥26,000処に競り上がるため、雲入りの可能性が高い。
まさかの雲割れ¥23,000台もあるかもしれない。


・月足ボリンジャー

‐2σが¥25,883が下値支持。

ボリンジャーは、昨年末、煮詰まりが極限に達し拡大局面に入った。
下限-3σが¥24,800に広がり下値余地は拡大したが、一方で上限も上向きに転じた。

+3σ ¥30617 上向き転換5か月目に。達成困難も上値余地拡大は歓迎。
+2σ ¥29670 上昇に転じた。22年の戻り目標。
+1σ ¥28723 依然、下降中、22年度1Qの戻り目標。
σ   ¥27777 戻り抵抗、ここを超えて5月末を終えれるか?がポイント
‐1σ ¥26830 下降継続中。当面、ここを挟んだ動き。
‐2σ ¥25883 重要な下値支持。
‐3σ ¥24936 2月、3月に下髭で下回ったがここもと接近すらしない。

3月で下値模索は一巡したが4月も5月も戻りが悪い。
ボリンジャー拡大局面に入り、値動きは荒くなっている。

期末は配当など権利取りや配当再投資の買いが下値を支えたが、4月は権利落ちなどで下値が脆かった。
配当が届く5~6月は、現金が届き現物買いの再投資が入る一方、3月に配当分再投資で先回り買いしたTOPIX先物の反対売買の売りが出る。

・ストキャスティクス
夏の株高期待。
20年末~21年初の90%処から21年8月末に、一桁~30%台にまで低下、
9月に反転し三か月で失速も、2月に30~10%まで低下し底入れ。
ノーマルの%Kが中折れしているのは気になるが、ここから数か月は戻りが期待できる。

2021年2月天井形成から、半年、日柄調整し、8月に押し目形成、
2021年9月の高値がWトップとなり、天井確定。
秋の彼岸高値から春の彼岸底へ半年の調整となり底入れした。
2022年も秋の彼岸高か?

・サイコロ
41.66%まで低下し下げ余地は限られる。
ダメ押し状態。

・パラボリック
5月は陰転8本目更新。

2021年8月に陽転してから1年と2カ月、14カ月で上昇終了し10月に陰転。

トランプラリーでは17カ月、アベノミクス初期は14カ月、
アベノミクス中期では、11カ月の陽転継続だった。
コロナバブルは14か月で終わった。
アベノミクスを超える事ができなかった。

陽転は¥29,293で無理と言わざるを得ないが、期待値としては年末に望んでもいいだろう。


・新値三本足

陽転は¥29,452でまだ遠い。

▼1月末陰転、2月更新¥26,526

4月終値¥26,847 5月は¥27300前後?で陰転は遠のいた。

△21年9月末 終値¥29,452で陽転。
▼21年7月末¥27444割れで、陰転1本。
△21年3月まで陽転5本だった。


昨年7月と9月の2本がダマシに終わる2018年3月、9月に酷似した足。
高値圏で気迷いしたあと、下値を探った。

2018年3月と9月に似た足を出した。
その後にコロナショックとなり、三本足は¥18,917まで下げた。

日足の三本足は5/18に陽転、23日2本目、
週足も陽転2本継続しており、下値警戒は緩め戻りを期待していい。

日経平均の下げは21年9月高値から半年以上経過、半値戻りも達成し、
夏には、三分の二戻り¥28,757もあるかも。

高値¥30,795 → 安値は¥24,681で、下げ幅¥6114、
半値戻りは¥3057幅、日経平均¥27,738
三分の二戻りは、¥3346幅、日経平均¥28,757

~2022年6月 予想   高値¥29000 安値¥25555
~2022年12月 予想   高値¥30000 安値¥24444
~2023年12月 予想   高値¥30500 安値¥23333
~2024年12月 予想   高値¥31000 安値¥22500

2020年コロナ彼岸底¥16358.19
2021年高値 ¥30795.78 
1989年高値 ¥38957.44 史上最高値